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BRUNO CHAUSSIGNANDについて

店長の宮尾です。


今回は当店が日本での販売代理店を務める、BRUNO CHAUSSIGNANDについて紹介します。


BRUNO CHAUSSIGNAND(以下B.C)はフランスのメガネ専門ブランドです。


ブランド設立は2010年。

10年以上ブランドを継続すると言うだけでもすごいことです。


ハウスカタバタHPに掲載しているブランド紹介は下記の通りです。


デザイナー、ブルーノ・ショシニョンにより手掛けられるクリーンなラインと絶妙なディテールのフレームは、フランスのメガネの産地、ジュラ地方で製作されています。メタルフレームはジュラ地方のモレ(Morez)にて、アセテートフレームはオヨナ(Oyonnax)の地域にて生産。ブルーノ・ショシニョンはジュラ地方で眼鏡の歴史と技術を学びました。

​現在は南フランス、モンペリエにて店舗「O Mil'Yeux」を2003年から構えながら納得のいくデザインを製作しています。


なんとなくどんなブランドか理解してもらえたでしょうか?


このようにHPで紹介はしていますが、日々メガネ小売店やお客様と向き合う私ならではの視点で語ることで、皆様の新しい発見になれば幸いです。

BRUNO ブルーノ メガネ EYEWEAR

B.Cを語る上で欠かせないこと、いくつか挙げてみましょう。



絶妙なサイズ感

メガネというものはサイズ感、つまり大きさをコントロールすることで、カジュアルにもアダルトにも面白い人にもイメージを変えられます。


B.Cはそのサイズ感をブランド内で比較することが容易で、メガネ選びにおいてとても勉強になるブランドだと言えます。

これはメガネ初心者の方こそ、体験いただきたいことです。


ちゃんとした大人感もある、カジュアルに決められる、面白い人にもなれる。

B.Cのフレームをかけ比べるだけで、この違いをお客様自身で理解していただくことができます。


この丸メガネだと大人感が、この丸メガネだとカジュアルに、この丸メガネだとコミカルに。

そんなことをB.Cのブランド内だけで、見て体感することができるのが特徴なのです。


もう一度言います。

メガネを選ぶ上でとても勉強になります。

メガネ選びに慣れていない人こそ、是非体験してほしい!

それがBRUNO CHAUSSIGNANDというブランドです。



『目』を引き立てるデザイン

これはサイズ感とも通じることなのですが、目をとても印象的に引き立てるのがB.Cのデザインの特徴です。


目をとても印象的に引き立て、顔全体の印象をすっきりまとめてくれます。


額縁が絵や写真を引き立てる大切なアイテムであることをご存知でしょうか?


まるで額縁のように目を引き立てる、と表現されたことがあり、それ以来「目の額縁」という言葉を使っています。

そして、B.Cを体験したことのあるお客様は納得される表現だと思います。


額縁の余白を大きくすると浮き出すような感じがあり、高級感が出る。

余白が小さいと迫力が増す、と言われます。


サイズ感をコントロールすることで目に迫力を持たせたり、目を優しく見せることが可能だということ。

なんと、それがメガネ一つで出来てしまうのです。


『メガネ一つで顔が決まる』


こんなに良いことはないのでは?と思いませんか?



ここまで紹介してきて、B.Cのデザインはある一つの言葉で表現できるのでは?と思いまして・・・

日本的ではありますが、こんな言葉がしっくりくるのでご紹介します。


余白の美学

これは日本的な言葉の表現ですが、B.Cのデザインには余白の美学を感じます。


サイズ感のこと、目を引き立てるデザイン、全てひっくるめてこの言葉で表現できるのでは?

メガネを使うと、目だけではなく、顔自体の余白を狭くしたり、広くすることもできます。


無駄をなくす、対比を強める。

こんな日本的な考え方をBRUNOさんがご存知なのか、聞いていないのでわかりませんが・・・

そんな美学めいたものを感じずにはいられないのです。


また、引き算だけでなくあえて足し算することもあります。


代表作CINCINNATIにおける、「ブリッジがブリッジ」もそのひとつ。

ブリッジ、つまり目と目の間パーツが「橋」のようにデザインされています。

これが「ブリッジがブリッジ」です。

あえて普通のブリッジにせず、橋を配置してポイントを作る。

これは足し算です。


さらにテンプル(つるの部分)とフロント部分をつなぐ、ヨロイや智と呼ばれる部分。

ここにも余白に対しての面白い考え方が生かされています。

ある日本のメーカーさんにB.Cのフレームを見ていただいた時に、ヨロイ部分に遊び心を入れられるのはすごい!と言ってました。

本来はこの余白、無くしたくなるんだと。

そこにデザインを施すのは勇気と発想がある証拠だと。

(CINCINNATIのヨロイ部分は吊り橋をイメージしています。)


余白の美学であったり、余白を逆手に取るB.Cのデザイン、すごいですよね。


BRUNO ブルーノ CINCINATI EYEWEAR メガネ


優れた快適性

B.Cのフレームは硬いけど不思議とかけ心地が良い、と表現をされることがあります。


現代のメガネ業界にはやわらかい、バネ性のあるフレームがとても多くあります。

素材としてやわらかいものや、バネ丁番などの機能的なものですね。


B.Cのフレームのメタルパーツは医療用ステンレスを使用しており、低アレルギー性で安心です。

そしてこの素材はある程度の硬さもあり、かけ心地の調整が難しく感じるかもしれません。

しかし、一度かけ心地の調整をしてしまえば、それほど型崩れを起こしにくくなっています。


メガネは柔らかければ良いというわけではないのです。

ある程度のホールド感があるB.Cのフレームは調整する人の腕も問われますが、一度合わせてしまえばとても快適なかけ心地を提供できます。


さらに前後バランスも優れており、かけ心地の安定に寄与しています。

ある鯖江のメーカーさんがB.Cのフレームを持って、これはバランスが良いフレームだ!と言ってくださったことがあります。


軽さ、やわらかさを考えるあまり、やたらとズレやすい前側に重心のあるフレームが多いとこの方も言ってました。


以上のように、メガネは機能性、ファッション性などバランスが取れていることが重要なのです。

B.Cはこの点においても、とても快適なフレームであると言えるのです。



BRUNOさん自身が眼鏡店を営んでいる

実はこれがB.Cの最大の強みかもしれません。


BRUNOさんは実際に眼鏡屋として現場に立つことで、ユーザーを思うことを忘れないようにしているのでは?

そんなふうに考えています。


いままで挙げてきたB.Cの特徴。

これは全てBRUNOさんのメガネやユーザーへの思いの現れなのでは?と思っています。


絶妙なサイズ感も、目を引き立てることも、優れた快適性も、全てB.Cのメガネをかけるユーザーのことを思って産み出されています。


メガネはかける人のもの。

だからこそ、誰の言葉でもなく、かける本人が実際にかけて感じて欲しい。

それがBRUNO CHAUSSIGNANDというブランドのメガネなのです。


今回も長文お付き合いいただきありがとうございます。


少しでもB.Cというブランドに興味を持っていただければ幸いです。



B.Cについての詳細は当店HPにも掲載してあります。

是非ご覧ください。






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