メガネのメンテナンスとは?
店長の宮尾です。
このブログを書いているのは、11月30日。
近くではベイスターズの優勝パレードが行われています。
天気も良く、銀杏並木も見頃。
素晴らしい。
12月2日に公開なのに、今日書き始めたところです。
なかなか良いネタがおりてこなくて。
そして今朝、ついに閃きました。
今回はメガネのメンテナンスについて冷静かつ熱く語ります。
そもそもメガネのメンテナンスって何をするの?
そんなことをお伝えできれば幸いです。
当店独自の「めがね安心サポート」というサービスがあります。
このサービスを体験したお客様がそのことをSNSに投稿してくださって。
その際に「メガネのメンテナンスってなにをするの?」と質問をする方がいました。
そう、多くの方はまずそこからなのです。
メガネにメンテナンスが必要なことを知らない方、
メガネのメンテナンスとは何をするのか、知らない方がほとんどです。
メガネ店で行うメンテナンスはユーザーさんが行うそれとは細かさが違います。
日常ご自宅ではできないことが多いため、定期的に通ってくださいね、とお伝えしているのです。
美容室に行くのも髪の毛のメンテナンスの一つですし、歯医者さんの歯石取りや整体も該当するのでは?
メガネにも定期的なメンテナンスが大切なこと、どうか知っていただきたい。
大別するとこんな感じですかね。
・クリーニング
・フレームの状態確認
・部品交換
このあたりをまとめて、メンテナンスと呼んでいます。
・クリーニング(見た目をきれいにする)
文字通り綺麗にします。
簡単に言うとメガネを洗います。
ここで確認。
みなさんは自宅でメガネを洗っていますか?
このくらいはご自身でもできることですので、ぜひ。
着用後に鼻パッドやツルの部分を拭いてあげるだけでもいいですからね。
話を戻しましょう。
メガネも身につけるものです。
お洋服同様、洗ったほうが良いです。
洗濯はどのくらいの頻度でしますか?
下着などはその都度洗濯しますよね。
メガネも同じように考えていただいて大丈夫です。
洗い方などについては実際にメガネ店でレクチャーを受けてください。
素材や構造によってちょっと洗い方も変わったりしますので、ここでは割愛。
さらに分解クリーニング、と言うメガネを分解して細部の汚れまで落とすクリーニング方法もあります。
これになるとさすがにプロの手でやらないと危険です。
ネジを無くしたら大変なことになります。
私たちだってネジの取り扱いは本当に気をつけています。
床に這いつくばって小さなネジを探すこと、何百回経験しているか。
ユーザーさんにはこんな思いはして欲しくありません。
プロに依頼しましょう。
美容室に行く、歯医者にホワイトニングに行く、と似た感覚でしょうか?
メガネを清潔に保つために、クリーニングというメンテナンスの一つの選択肢があるということ、覚えてください。
・フレームの状態確認(姿勢を美しくする)
受け取りの際にメガネのかけ心地、合わせてもらったはずです。
いつまでもその時と同じ状態でかけられると本当に思っているのですか?
メガネっていつの間にかずり落ちてくるようになったりしませんか?
メガネフレームは不思議なことに、あなたの知らないうちに型崩れや歪みを起こしているのです。
本当に不思議。
何もしてないのに。
(かけているだけでメガネにも力が加わっているのが理由なんですけどね)
それを「メガネ屋さんが」定期的に確認することで、かけ心地が快適な状態を保つのです。
かけている本人は徐々に起きることなので気が付きにくいです。
メガネ屋さんが見て、おや?と思うことがあるのです。
ツルの部分のネジが緩んでパタパタになっていたりもしますよね?
そんなことも確認事項の一つです。
身体の姿勢をよくするために、整体に通うと思ってもらうとわかりやすいでしょうか?
メガネを快適に保つために、フレームの状態を確認するというメンテナンスの一つの選択肢があるということ、覚えてください。
・部品交換(オーバーホール)
鼻パッドやネジ、先セルといったまさに部品の交換です。
きれいに洗っても、姿勢を美しくしても、部品ごと交換しなければよくならないこともあります。
特に鼻パッドは1番の消耗品です。
肌に触れる部分なのはもちろん、人からも見えやすい部分ですので清潔に保ちたいものです。
ネジも内部で錆びてしまったりすることも。
こうなると大変です。
ネジが途中で折れてしまったりすることもあり、ちょっと手間のかかる作業が必要です。
部品については、これは交換しないとよくならない、という判断はメガネ屋さんがしてくれます。
だからこそ、定期的にメガネ屋さんに見てもらうことが必要です。
電池や電球交換と同じように考えて貰えば良いでしょうか?
違う気がしますが、まあいいでしょう。
メガネを清潔に、快適に保つために、部品交換というメンテナンスの一つの選択肢があるということ、覚えてください。
つらつらと書いてきましたが、メンテナンス、どんなことをしているかおわかりいただけましたか?
メンテナンスと一言で言いますが、とても細かくいろんなことをチェックしてお客様のメガネを清潔に、快適に保つ手助けをしています。
あくまで手助けです。
お客様が動いてくださらないと、意味がないのです。
もう一度振り返りましょう。
メガネのメンテナンスがなぜ必要なの?
「メガネを清潔に美しく、快適に保つため」
これに尽きます。
せっかく気に入って購入くださったメガネ、いつまでも快適に使っていただきたいメガネ屋さんの親心とでも申しましょうか。
ぜひかかりつけのメガネ屋さんに、メンテナンスに出かけてみてはいかがでしょう?
特に異常がなく、クリーニングだけでしたら10分くらいで終わったり。
部品交換まで行うと、お預かりになることも。
まずはメガネ屋さんの判断を仰ぎましょう!
私は最低でも3ヶ月に一度くらい通うことをお勧めしています。
季節の変わり目など、覚えやすくていいですよね。
桜が咲いたあと 4月
梅雨明け後 7月
涼しくなったら 10月
年が明けたら 1月
10月ってもはや涼しくないですけどね・・・
でも、一番重要なのは夏終わりのメンテナンスです。
夏の汗汚れと温度差のフレーム変化を早急に対処したいです。
10月のメガネメンテナンス、覚えてください。
毎月メンテナンスしても良いくらいです。
毎週通っていただいても良いくらい。
おや?メガネ屋さんでメンテナンスが必要なんて聞いたことがない?
メンテナンスにも時間と手間がかかりますからね。
積極的におすすめをしていないメガネ屋さんもあるのかもしれません。
新しいメガネを販売した方が儲かりますし。
最後に超ブラックなことを言ってしまった・・・
次回はもっと踏み込んだメンテナンスについてお伝えしてみたいと思います。
もはや修理とも言う。
またお会いしましょう!
ここからは宣伝です。
以前の店長日記でお伝えしていますが、当店には「めがね安心サポート」というサービスがあります。
簡単に言うと、他店で購入したメガネのメンテナンスを行うサービスです。
今回このブログを読んで、メンテナンスして欲しい!と思ったら当店にご相談くださっても大丈夫です。