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メガネを購入するために大事なこと

店長の宮尾です。


こちらも4年半前の旧ブログ記事ですが、メガネ選びの参考になる内容をまとめておいたので、ぜひご覧ください。


原宿にお店があった頃の内容になっているので、その点はご了承ください。


メンテナンス 安心サポート 修理 めがね

先日あったお客様とのお話をご紹介します。

お客様のメガネというものに対する素直な反応が見れて、とても心に残りました。


2回目のメガネ購入だというお客様。

ご夫婦でご来店くださいました。

2年ほど前に初めてのメガネを低価格店で購入したそうです。


最近眼が疲れる感じが出てきたので、度数も合っていないのかと思い、

そろそろ新しいメガネをつくろうか?と、まずはインターネットでいろいろ調べてみたそうです。


そして、あるブランドにたどり着き、取扱店である当店にご来店くださいました。

重さも気になるので、軽くて楽そうであることも選択肢の一つでした。

まずはご希望のブランドをご紹介。

遠視でしたので、お客様の度数とフレームとの相性をご説明し、ナイロールのフレームは避けたほうが良いことをご案内。

さらにレンズサイズを小さくすることによって、厚さや重さをコントロールすることが出来ることもお伝えしました。


ここでポイント1。

まだ1本しかメガネを買っていないが、レンズの度数によってフレームとの相性があるとは知らなかった。

とは言え前回が2年前だから、聞いていても忘れているかもしれないけど・・・・

こういった反応をいただきました。


多くのお客様は、メガネといえばフレームから入るものです。

インターネットで探して入店されてこの時まで、お客様はレンズのことをあまり意識されていません。

多くのお客様がやはりこういった探し方、作り方になります。

これは私たちメガネ屋側としても忘れてはいけないことです。

レンズ度数との相性で、このフレームとは合わない、ということも事実あるのです。




引き続き、ご希望のブランドを説明し、続いて他のブランドもご紹介。

当然、遠視の度数とレンズの重量や厚さなども考えながら提案をしています。

結果他のブランドのフレームをとても気に入ってくださいました。




ポイントその2です。

やはりメガネは実際にかけてみないとわかりません。

HPなどの情報では本当に自分に似合うメガネなのか、どうしてもわかりません。

実物を見てかけて、プロの意見を聞いてみて、やっと決められるのがメガネというものです。

先述の通り、レンズの度数との相性もありますし、メガネ全体のバランスも重要です。


ご自分の用途に合ったメガネが仕上がるよう、どんどん困っていることや要望を伝えて欲しいと思います。

こちらもなんとか聞き出しをしていますが、やはりご使用になるお客様ご自身の考えが重要です。

しっかりスタッフとコミュニケーションをとりましょう。


「どんなメガネにしたいか?」こんなことあまり考えたことはないかもしれませんが、実はそれが一番重要なのです。



このお客様は、この時点ではフレームの決定には至りませんでした。

他のメガネ屋さんでたくさんかけて試してきてください!とお伝えしました。

レンズだけのご相談も承りますのでとお伝えしたところ、下記のようなご質問が。




これがポイント3です。

奥様よりこんな質問がありました。

メンテナンスに原宿(当時は原宿で営業していました)まで通うのがちょっと面倒かなと思っているんですが、

近所や地元のメガネ屋さんでもメンテナンスは受けてくれるものですかね?


これは返答に困りました・・・

「気の良いメガネ屋さんであれば快く受けてくださると思いますよ。」

なんとも言えない返答で申し訳ない気持ちでした。


このお客様は山手線周辺エリアに在住でしたので、原宿も来ようと思えば来れるとのこと。

ですが、やはり急に何かあったときに近くの方が良いのかなと思ってストレートに聞いてくださったそうです。

その通りですよね。

お近くで良いお店があれば是非通っていただきたいです。

できれば買ったお店にご相談いただくのが一番ですが、なかなかそうもいかない事情もあります。

良いお店に出会えますように、と願うばかりです。

あとは近隣の知り合いのお店さんをご紹介するか?です。




一旦ここでお帰りになり、夕方に再度ご主人だけ再来店くださいました。

ここではレンズについていろいろとご相談いただきました。

青山方面まで足を伸ばして数店舗ご覧になってきたそうです。




ここでポイント4。

「メガネを買ってお世話になりたい、という気持ちに一番させてくれたのがこのお店でした。

遠視のことを考えてフレームの提案をしてくれたのが初めてだったのでとても新鮮でした。

今日はまだ購入しませんが、なんらかの形で店長さんにメガネをお願いしたいと思います。」

と言ってくださいました。


これはただの自慢話です。

半分冗談で半分本気ですが、やはり人と人の相性も大事です、というお話です。

メガネという部分はもちろんですが、人間同士ですので自分に合う「人」もお客様には見つけて欲しいなと思います。


メガネは買って終わりの商品ではありません。

度数の変化があったり、フレームが歪んでしまったり、汚れてしまったり。

継続してメンテナンスの必要があるものです。

そんな時に通いやすいお店があると安心ですよね。

自分の眼の履歴をわかってくれている担当者がいれば、メガネ生活を送る上でとても快適になります。


多くのメガネユーザーさんがどうか自分に合ったメガネ屋さんを見つけてくださることを切に願っています。

もちろんハウスカタバタを選んでくださっても構いません!



以上が当時のブログの内容です。


僕も、こう言ったことの積み重ねが現在のサービスにつながっているのだと考えさせられる内容です。


じっくりと納得できるまで相談できるようにするにはどうしたら良いか?

→予約制の導入


購入したお店になかなか持っていくことができない。

→安心サポートの提供スタート


「めがね安心サポート」はこちらを参考に。



実際にお客様の声をいただくことが、ハウスカタバタのサービスを充実することに役立っています。


いつも本当にありがとうございます。


そんなハウスカタバタ、2025年5月28日で開店10年となります。


これも日頃支えてくださるお客様のおかげです。


そして節目の10年を振り返るイベントを企画中です。


どうぞお楽しみに!


実は今回の本題はこれでした。

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